平成15年、有機農業者や有機グループ、また農薬不使用、減農薬など環境保全型の農業者が一体となり有機農業推進の実現のために生産者間の交流をはかりながら、有機農業経営の確立を目指し更には有機農法の普及、食に携わる人や消費者の人たちとの距離を近づけていくことを目的に「矢部町有機農業協議会」(現:山都町有機農業協議会)が設立されました。
有機農業とは、化学肥料や化学合成農薬に頼らず、土が本来持つ力を活かし、そこで生きる生き物と共生しつつ、自然との調和を大切にしながら行う環境にやさしい農法のことです。
有機JASとは、2~3年以上にわたる化学肥料と化学合成農薬の不使用 、農地の条件や栽培記録などの厳しい審査を経て、第三者機関が証明する「有機JAS」を取得することができます。その農地で作られた農産物には「有機JASマーク」を表示することができます。
山都町の有機農業の歴史は昭和40年代から始まり、今や有機JAS認証事業者数は全国で最も多い、「有機農業全国No.1のまち」です。年間を通してたくさんの種類の野菜やお米を育てています。
令和3年には小中学校の学校給食で有機米の提供が始まるなど、山都町では、有機農業は特別ではなく当たり前の農業として親しまれています。全国から有機農業を志す移住者が年々増えており、先代からの想いと技術は、人々の健康と山都町の土壌を守りながら、次世代の担い手たちへと受け継がれています。
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