○歴史
平成15年、有機農業者や有機グループ、また農薬不使用、減農薬など環境保全型の農業者が一体となり有機農業推進の実現のために生産者間の交流をはかりながら、有機農業経営の確立を目指し更には有機農法の普及、食に携わる人や消費者の人たちとの距離を近づけていくことを目的に「矢部町有機農業協議会」(現:山都町有機農業協議会)が設立されました。
○活動内容
1.有機農業経営確立の為の研修会や情報交換
2.地産地消として学校給食へ安全な農産物の供給
3.新規就農者への体験、技術指導
4.食農教育ボランティアの参加、協力
5. こども野菜塾の開催
熊本県山都町(やまとちょう)は、九州の真ん中、「九州のへそ」に位置し、北部は阿蘇の南外輪山、南部は九州脊梁山地に囲まれた、起伏に富んだ独特の渓谷美を形成しており、標高は200m~1700mの準高冷地です。
中山間地特有の冷涼な気候と寒暖の差、清らかな水とミネラル豊富な土壌を活かし、水稲や夏秋野菜(トマト、キャベツ)などを中心に、茶、イチゴ、ブルーベリー、栗、椎茸、柚子などの生産が盛んに行われています。